Level3にある主にミンダナオ地方のイスラム文化に関する展示になっています。それなりに展示は充実しているのではないかと思います。
スポンサーをしているのはManila Electric Company Lopez Group of Companiesで、フィリピンでは一般的にMeralco(メラルコ)と呼ばれる誰でも知っているロペス財閥の電力会社ですね。
Meralcoはマニラ近辺の電力供給企業です。日本でいう東京電力にでもあたりますでしょうか。ロペス財閥はフィリピンを代表するテレビ局のABS-CBNの親会社でもあるようです。フィリピンを代表する財閥ですね。


Bangsamoroというのはモロ人(ミンダナオのイスラム教徒)の国、といった意味でしょうか。バンサモロ自治区という自治区ができるできないでもめていますよね(2019年現在)。

入ってすぐにあるちょっと豪華なベッドを覆う屋根部分のカバーと思います。南ラナオ州のマラナオ族の王族が使うもののようです。


モスクのレプリカ?がありますが、いい具合にフィリピンらしいちょっとチープな作りになってますね。。

ブラクという像です。イスラム教の開祖ムハンマドに送られたの伝説上の天馬とのことみたいですね。偶像崇拝?とか気になりますが、ミンダナオはそこまで厳しくないんでしょうね。




これも別のブラクなんだと思いますが、かなり怖いですね。これは。


これも別のブラクだと思います。

こちらはサリマノックというマラナオ族の伝説の鳥みたいですね。マノックはタガログ語でチキンのことですよね。”着飾った鳥”とでもいうのでしょうか。


こちらも大きい木製のサリマノックなんだと思います。

こちらはミンダナオ島のマラナオ族の伝説上の英雄のIndaraptraの像だそうです。一応こちらはルソン島出身のフィリピンの方でも一応名前だけは聞いたことがあるような有名人の模様です。


Kokoraと呼ばれるもの。これに至っては調べてもよくわかりません。同じくマラナオ族のものだそうです。


バリ島なんかにありそうな彫刻です。


楽器コーナーです。






最後は民族衣装ですね。
