4Fともなるとフィリピンのショッピングモールのようにあまり流行っていないというか、あまり力の入っていない展示エリアになってしまっているような状態ですので、まとめて記載しておきます。
フィリピン人類学博物館4F Piña-Sedaの部屋(pagcoor)
こちらの部屋をスポンサーしているのはPhilippine Amusement and Gaming Corporation(PAGCOR)ですね。日本語ですとフィリピンゲーム公社と言うようです。CasinoFilipino(フィリピンのあちこちにあるカジノ)やモールなんかでやっているBINGOなどの賭け事の運営元ですね。多分ものすごく儲かっているはずのですが、この部屋にはなんにもないですね。。

展示品としてはPiña-Sedaということですので、パイナップルと(絹?)織物、ということなんだと思いますが、このパイナップルというのが日本では馴染みがないですが、パイナップル繊維で作った服がフィリピンでは利用されているんですね。
男性の正装はバロン(barong),女性の正装はフィリピニャーナ(Filipiniana)と呼ばれますね。

パイナップル繊維の機織り機です。

フィリピン人類学博物館4Fテキスタイル部屋

Hibla ng Lahing Filipino フィリピンテキスタイルの技とでもいうのでしょうか。Lahiは3FのKaban ng Lahi でも出てきましたが、お宝、と言った意味かと思います。

こんな感じで機織り機が展示されています。

ルソン島北部の山岳地帯にあるボントックの織り手だそうです。いれずみがすごいですね。


何かの飾りですが何でしょうか。

フィリピン人類学博物館4Fかごの部屋
Entwined Sphers 絡みあう球体? Baskets and Matsということでカゴ製品とマット製品と言ったところでしょうか。

巨大な漁業用のカゴですね。



この部屋の最大の展示品は部屋の後半部分になります。
マットレスが無造作に展示されていますが、素敵なデザインのマットレスが展示されています。
フィリピンにいると日本が未だに敗戦国ということを認識できますよね。
GOD BLESS AMERICA PHILIPPINES VICTORY 1945
