こちらはPLDT(フィリピン最大の通信会社。傘下に携帯電話最大手のSMARTがあります。日本でいうNTTでしょうか。ただこちらは財閥ですが。)がスポンサーの部屋です。
日本でいう人間国宝たちのギャラリーになります。フィリピンでは最大規模の企業グループのPLDTがスポンサーならもう少しお金をかけて立派にできそうな気がしないでもないですが、ちょっと微妙な展示ですね。。

Manlilikha ng bayan (Creator of Nation,国の先駆者たち、とでもいうのでしょうか。)の紹介ですね。13人くらい紹介されています。

こちらにフィリピンの人間国宝の一覧がありますね。

審査にはとても時間と手間がかかるので、これまでに16人しか認定されていません。
とのことですので、厳選された人間国宝ですよね。16人のうち9人はミンダナオ地方の方ですね。
参考までに日本では
を見ると軽く1000人以上いますね。多すぎですね。
部屋の全体写真です。スカスカなのがわかるかと思います。。

せっかくなので何人か紹介したいと思います。
Masino Intarayさんです。パラワン島南部の詩人、音楽家とのことです。パラワン南部はまだフィリピン諸島の古い時代を残しているエリアですね。

Haja Amina Appiさんです。フィリピン南西部の島々のタウィタウィ州の機織り職人さんですね。タウィタウィ州といえばアブサヤフなどのフィリピンのイスラム過激派の巣窟ということになっているので、普通の観光客がいくことはまずないと思いますが、平和になったらぜひ訪問してみたいエリアです。離島マニアにはたまらないエリアです。

こちらはUwang Ahadasさんです。こちらもフィリピン南西部のバシラン州の音楽家さんですね。サングラスをかけていらっしゃるのは目が不自由なためかと思います。

こちらはDarhata Sawabiさんです。フィリピン南西部の島々のスールー州の機織り職人さんですね。

こちらはLang Dulayさんです。ミンダナオ島の南コタバト州のセブ湖周辺に住むチボリ族の機織り職人さんですね。チボリ族の王族の家系でプリンセスであったと記載がありますね。
