今回はフィリピンのマニラ市のリサール公園のちょっと隣にありますフィリピン国立美術館(National Museum Of Fine Arts)を見学に行ってきましたので、その記録です。2019年6月の記録です。
フィリピンに来る方で美術に興味がある方もごく少数ですが、いらっしゃるかと思いますので、参考にして頂ければと思います。私的には以外としっかりした展示でビックリさせられましたよ。
場所です。
基本は月曜が休み、火曜から日曜日で10時から5時までオープンです。他の周囲の博物館(人類学博物館と自然史博物館)と同じ時間帯です。こちらも入場料は無料です。素晴らしいですね。
こちら外観です。わかりにくいですが、すごい立派な建物です。かってはフィリピンの国会議事堂として使われていた建物だそうです。

National Museum of Fine Arts (Manila) – Wikipedia
Wikiを読むと第二次大戦では日本軍に爆撃されて破壊されたとのことですね。。そのせいか日本軍占領時代の絵画も専用の展示部屋が設けられて展示されています。
こちら入り口です。セキュリティチェックを受けて入館します。

こちら入り口ロビーです。入って右手(写真の奥)にクロークがありますので、こちらに荷物を預けます。

入るとすぐにロハス大統領の像が迎えてくれます。

ロハス大統領も日本と関わりの深い大統領ですね。日本軍の捕虜になったりしてますね。マッカーサ将軍と友達、ってすごいですよね。あくまでも植民地側の人間としてとは思いますが。まあフィリピンの英雄ですね。

ロハス大統領の孫のMar Roxas氏が現代でもフィリピンのリベラル派政治家として有名ですね。何度か日本に旅行にいって楽しまれている記事を読んだことがあります。ただドゥテルテ大統領全盛の今は不遇を囲っているようですが。。
こちらはフロア構成です。Level1からLevel4まであります。メインの展示品は入り口ロビーのあるLevel2になります。Level3まではそれなりに見れて、Level4とLevel1はおまけといったところでしょうか。Level1までいく方はまずいないのではないでしょうか。時間のない方はLevel2だけで十分と思います。

各フロアの名称がかって重要なフィリピンの政治の中心であったことを物語っていますね。
Level4 Executive Floor (閣僚?フロア)
Level3 The Senator Floor(上院議会フロア)
Level2 The House of Representative Floor(下院議会フロア)
Level1 The Judiciary Floor(司法?エリア)
とでもなりますでしょうか。フィリピンの上院議員と下院議員では知名度に雲泥の差がありますが(上院のほうが上)、メインな展示エリアは下院議会フロアになっていますね。