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フィリピン国立美術館 National Museum Of Fine Arts Level2 その1

フィリピン国立美術館

早速展示室を見てみましょう。エントランスのあるLevel2から初めます。

Level2の大広間

まずロハス大統領の像を奥に進むと大広間があります。

まずあるのはフィリピンを代表する彫刻家のGuillermo Tolentino氏の彫刻ですね。後ほども彼の作品がいろいろ展示されているのが出てきます。

Guillermo Tolentino – Wikipedia

Guillermo Tolentino Diwata

タイトルは「Diwata」となっていますね。タガログ語ですね。妖精?とでも訳せばよいでしょうか。強化コンクリート製となっていますね。

Guillermo Tolentino Diwata 解説

少し進むと巨大な絵画がでてきます。「ブスタメンテ知事の暗殺」というタイトルで、作者はFélix Resurrección Hidalgo氏の作品ですね。こちらもの方も後ほど専用の展示エリアが出てきます。

Félix Resurrección Hidalgo – Wikipedia

ブスタメンテ知事の暗殺絵

1719年にスペインから来た知事が厳しくやり過ぎて暗殺されてしまった、という歴史的事実に基づいているようです。

Fernando Manuel de Bustillo Bustamante y Rueda

ブスタメンテ知事の暗殺解説

こちらはかなり巨大な絵画ですね。かなり有名な作品な模様です。Juan Luna氏のSpoliariumという作品です。ローマ帝国の剣闘士がやられて死体が引き摺られている構図の絵ですね。

Spoliarium – Wikipedia

Spoliarium_JUAN LUNA

スペイン植民地時代の植物学者の残した絵(JUAN DE CUELLAR)

第一展示エリアに向かう廊下に植物の絵が展示されれいます。JUAN DE CUELLARというスペイン人の植物学者ですね。当時は植物学者というよりは薬草の専門家に近いのでしょうか。近くに自然史博物館(Museum of Natural History )もありますが、そこでもこの人の名前を関した展示廊下があります。

Juan de Cuéllar – Wikipedia

こちら私も実際に生えているのを見たことがありますが、パンの木(breadfruits)ですね。中身がパンの中のような?ふわふわした部分がありますが、食べる気は起きませんでしたね。foodとなっているので食べられるんだとは思います。現代のフィリピン人は食べていないと思いますし、スーパーやマーケットで見たこともないですね。ジャックフルーツに似た外観です。大きさは違いますが。どちらもクワ科の植物ですね。

パンの木の絵

MORACEAEというのはクワ科、ということですね。

パンの木の絵解説

こちらはポメロです。巨大ミカンですね。こちらは現代でも普通にスーパーで販売されていて美味しいですね。日本にもあるのでしょうか。

ポメロの絵

Rutaceaeというのはミカン科のことですね。

ポメロの絵解説

こちらは花つきの絵です。

花つきの絵

こちらも似たような草を細かく見分けて記述している様子がわかりますね。素人には全部同じ草にみえますよね。

草の絵

ギャラリー1です。


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