今回は2019年にリノベーションが完了して再オープンしたマニラのリサール公園内にあるフィリピン自然史博物館(National Museum Of Natural History )の訪問記になります。訪問時期は2019年6月になります。

こちら入り口です。かばんはX線検査、ボディチェックを受けて入館します。カバンはクロークに預けるように言われますので、身軽な状態での訪問をおすすめします。
オープンの時間、入場料などはフィリピン人類学博物館と同じです。
・入場料無料(2019年6月時点)
・開館時間(10:00-17:00),月曜日は基本休み。日曜は開館。
こちらの博物館はフィリピンの自然科学館、と言ったところでしょうか。
あと特筆すべきは展示室はエアコンが効いています。(2019年6月時点ですのでもし効いていない場合はあしらからず。。)
これは人類学博物館も国立美術館も同様にエアコンが効いていましたが、予算的に大丈夫なのでしょうか。勝手に心配になります。
場所はこちらです。人類学博物館の対面になります。
こちらの博物館は上の階から見ていくのが良いかと思います。5Fの展示からGallery番号が振られていますので、今回は上階から見ていきます。

大分意訳していますが、こんな感じの展示になっています。
・ギャラリー1 フィリピン生物多様性
・ギャラリー2 フィリピン地質学
・ギャラリー3 鉱物とエネルギー源
・ギャラリー4 生物の歴史
・ギャラリー5 苔、山地と針葉樹の森
・ギャラリー6 低地常緑熱帯雨林の森
・ギャラリー7 苦鉄質と石灰岩カルストの森
・ギャラリー8 淡水湿地
・ギャラリー9 マングローブ、浜辺と汽水ゾーン
・ギャラリー10 海
ギャラリー7の「Ultramafic」というのが専門用語すぎて調べてもわからないので、「mafic」の「苦鉄質」としておきます。実際の展示はほぼギャラリー10までですね。11と12も多少ありますが。
こちらロビーになります。

ロビー上部に展示されているクジラの骨です。模型と思います。博物館らしいですね。

博物館の内部は吹き抜けのドーム状の形になっています。真ん中の部分はエレベータになっていますが、今は乗れないみたいですね。実はソフトオープン時は乗れて5F部分とエレベータの細い回廊部分(下の写真の右側の部分です)があって歩けたのですが、流石に危ないのか今回は立ち入り禁止になっていました。
